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日の神の御子

 

詩がふたたび神の託宣となった!
神々の聖なる力は生成の螺旋を天翔け、雷電の詩となって甦った。荒ぶる魂をたおやかな筆にのせ、大型新人が金色の叢雲をわけて詩壇に放つ瑞々しさあふれる神話の世界。

 

【評】
ここに日の本の神話より素材を取り、日月乾坤より太古の礎を秘匿して睡らせ、これをもって神秘な地水火風を象せるまでの生成の営みを一群の詩形に詠じられたご功績を十分に称えておきたい。
相良 守峯(ドイツ文学者)

 

A5判上製カバー 96頁 
展転社 1988.2.11
定 価:1,800円
在 庫:なし


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生歌

 

四行詩120編の中に歌われた
めくるめく生の森羅万象−

 

【評】
(この詩集は)四行詩、120篇で構成されている。(中略)例えば作品77<生とは/ひとつの窓にしか過ぎない/あの神秘の地平に向ってひらかれた/ほんの小さな窓……>キラキラした才気の代わりに、慎ましい祈り。生死の境をよく見据えて、言葉を惜しみ惜しみ必要なだけ吐いたような、確実さ。<臍の緒を切ったばかりの/赤ん坊を抱き上げると/まだほんのりと/神の匂いがした>(作品118)。つまりこの詩人にとって、短詩に必要な薬味エスプリで軽妙に纏められる<解答>など、実は人生になく、謎に満ちた宗教的世界への手探りの跡が、詩に残るばかりなのだ。(東京新聞H7.12.21「詩の月評」より)
嶋岡 晨(詩人)

 

B6判並製カバー 66頁
ふらんす堂 1995.11.25
定 価:1,800円
在 庫:なし


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マクドナルドの休日

 

死は日常の中でひそかに増殖している─。
環境破壊、バイオテクノロジー、受験戦争、情報過多、リサイクル問題、デジタル的思考等、われわれの生を蝕む様々な「死」をあらわにしつつ、現代社会を痛烈に批判する……風刺と諧謔に満ちた詩からの鮮烈なるメッセージ!

 

【評】
『マクドナルドの休日』の新しさは、もっともめくるめく現代を主題としていることだろう。…人間はつねに日常の中の死の淵にいる。…三好はこの詩集の中で、新しい詩の可能性を探ろうとしている。
秋谷 豊(詩人)

 

彼が寓話の窓から開いてみせた演劇空間は破綻した現代文明の虚像の様々を映して怖く、面白い…。この驚きに満ちた実験から、レトリシアン三好由紀彦はこの先の展開をすでに画しているだろう。
石原 武(詩人)

 

A5判上製カバー 124頁
ふらんす堂 1998.5.15
定 価:1,500円
在 庫:あり
(紀元アカデミアにてご注文を承ります。右記までメールください。 kigen@kigen-acd.com

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さよなら21世紀

 

自動機械の理想郷、しかしそのさきに見えるのは死の地平線─。

暴走する科学文明にひそむ死の脅威を鋭くえぐり、

閉塞する現代詩に新境地をひらく三好由紀彦の世界!

 

A5変形並製カバー 104頁
沖積舎 2003.12.15
定 価:1,600円
在 庫:あり(紀元アカデミアにてご注文を承ります。右記までメールください。 kigen@kigen-acd.com


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カミの土地

 

「この地震によって私たちは、自分の土地ではなく、カミの土地にいることを思い知らされるのである」─関東大震災を体験したポール・クローデルの言葉を端緒に、3・11後にあらわになった日本の、そして人類の現代文明の危機に対して警鐘を鳴らし、原初的生命への回帰を謳う三好由紀彦10年ぶりの新詩集!

暴走する科学文明にひそむ死の脅威を鋭くえぐり、

閉塞する現代詩に新境地をひらく三好由紀彦の世界!

 

A5変形並製カバー 123頁
紀元アカデミア 2014.1.11
定 価 : 1,500円
在 庫:あり。amazonにてご購入頂けます。http://www.amazon.co.jp/
(紀元アカデミアにてご注文を承ります。右記までメールください。 kigen@kigen-acd.com

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哲学の扉をあけよう

 

池田晶子氏推薦の哲学入門書! 存在、真理、意識、自我、道徳、科学…など哲学の主要なテーマを日常の出来事やさまざまな比喩を用いながら解説。哲学がとても身近なものに思えるまったく新しい哲学入門書。絵を人気漫画家の業田良家が担当。

 

読者を謎の扉のところにまで連れてゆくためには、哲学者もこれからは、文章が書けることが必須であろう。本物の読者ならば、本物の哲学書を、必ず見抜けるはずである。ただ語り口を甘くしただけではないか、それを読んでわかったつもりになっているだけではないか、書き手と読み手の切瑳琢磨、しばしの真贋混交の期間を経て、やがては必ずや力強い一群が、新たな時代を展(ひら)くはずだ。「哲学ルネサンス」とはこの意であり、たまたま先に出ている者としてわたしは本書を推薦したい。(本書「推薦の言葉」より)

池田 晶子(哲学者)

 

環境破壊、人口爆発、遺伝子操作、インターネット社会…あまりにも目まぐるしく変化する世界のなかで、私たちは吹き荒れる時代の波に翻弄される漂流船のように、どこへ向けて進めばよいのか、何を指針にして舵を取ればよいのか、かいもく見当もつかないありさまなのです。何かを手がかりに考えようとしても、頼りになる思想や信条もなく、次から次と吹き出す新事実に頭のなかはますます混乱するばかり。でもこうした時代だからこそ、私たちには「哲学」が必要なのではないのでしょうか。この本は、あなたがもう一度この世界をじっくりと見つめ、深く考え、きちんと整理しなおして、新しい生き方の第一歩を踏み出せるようにと書かれたものです。そのテーマは、あなたの心の中のことから科学、道徳、そして社会現象まで多岐にわたっています。でも、どれもこれもみなあなたにとって、これからの時代を生きていくために考えていかなければならない問題ばかりです。そしてこの本は、それらさまざまな問題に対して、決してひとつの解答をあたえるものではありません。あくまでも物事に対するこれまでの先入見をとりこわして、もう一度その根底から考えなおすためのヒントをあたえるものなのです。そしてそのヒントを手がかりに、考えていくのはあなた自身です。なにしろみずからの力で考えていくことこそ、あらゆる哲学の始まりなのですから。(本書「プロローグ」より)

 

B6変形判上製カバー 208頁
PHP研究所 2001.6.20
定 価:1,200円
在 庫:なし


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はじめの哲学

 

「なぜ、世界があるの? この世界はどこから生まれ、何のためにあるの?」この人類にとって最も難しい問題について、平易な言葉と多くの比喩を用いて、存在することの謎解きを、まるで冒険物語のように読み進むことができる存在論の入門書。

 

たしかにこの存在の国という、とてつもなく巨大な器の中には無数の星や物質、生命、そして過去の記憶や出来事、学問や芸術、さらに愛や憎しみといった感情まで、じつにさまざまなものが盛り込まれています。そしてこの巨大な器の中にあるものは、どれもこれもまったく性質の異なるもののようであり、これらすべてを一言でいい表そうなんてとてもできそうにありません。

でももし私たちがこの「存在の国」の最初の原因、あるものすべてがそこから生まれ出てくる「源泉」のようなものを知ることができたなら、あるものすべてを一つひとつ調べあげていく必要などありません。この存在の国の中にあるものすべてがどこから生まれたのか、あるいは、何によって創られたのか、というこの世界のいちばん「最初の原因」さえわかれば、私たちはこの存在の国の中にあるすべてのものの本性や性質が何であるかを、いっぺんに知ることができるはずだからです。(本書より)

 

新書版並製カバー 176頁
ちくまプリマー新書(筑摩書房) 2006.3.8
定 価:760円
在 庫:なし


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深海魚は海を知らない

 

…深海魚は、生まれてから死ぬまで、生涯海の外へ出ることがありません。

(中略)海面から顔を出して陸や森、空など外の世界を眺めまわすということがないのです。つまり深海魚は海以外のものを決して知ることができないのです。ゆえに彼らがいくら海の中で生活するための知識をわれわれ人間以上に身につけていようとも、彼らは自分たちが暮らす世界が「陸でも森でも空でもなく海である」ということを生涯知ることがないのです。つまり彼らは私たちが知っているような「海そのもの」を死ぬまで知ることができないのです。ですから私は、「深海魚は海を知らない」といったのです。(中略)しかし私たちは、このような深海魚を笑ってばかりもいられません。何故ならば私たち人間も、まさにこの深海魚と同じような立場にあるからです。(中略)何故ならば、私たち人間は「存在以外のものをまったく知らない」からです。つまり、あの深海魚たちが海以外のものをまったく知ることができないために、「海そのもの」を知ることができなかったように、私たち人間も存在以外のものをまったく知ることができないために、「存在そのもの」を知ることができないのです…。(本書より)

 

…たとえば物理学や生物学、人類学、心理学、経済学といった学問はどれもこれもみな「存在の内側で存在を考える学問」です。存在が存在することを前提として、それぞれの学問が対象とする事柄や現象の背後にある真理を探究していく学問です。しかし哲学だけは違います。哲学は、存在が存在すること前提としません。逆に存在が存在することを不思議に思い、そもそも何故われわれの目の前に存在があるのか、という疑問から出発する学問です。つまり「存在の外側から存在を考える学問」なのです。そこにこそ哲学の本領があり、他の学問にはない価値、面白さ、醍醐味があるのです。(本書「あとがき」より)

 

新書版並製カバー 183頁
祥伝社新書(祥伝社) 2009.6.5
定 価:760円
在 庫:あり/書店またはネット書店にてご購入・ご注文ください。

 

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哲学のメガネ

哲学の眼で<世界>を見るための7つの授業

 

プラトン、カント、ニーチェ、ハイデガー…
あの哲学者になって<世界>を見てみると!?
あなたの日常が今すぐ変わる、全く新しい体験型哲学入門!

 

……そこで私は、哲学とはいったい何なのかを皆さんによく理解してもらうために、次のような方法をとることにした。それはあなたに「哲学のメガネ」をかけてもらう、ということなのである。
つまり哲学者という人種が、ふだんどのようにこの世界を眺め、あるいは考えているのかを知ってもらうために、いわば「哲学のメガネ」なるものをあなたにもかけてもらって、哲学者が見ている(考えている)世界を追体験してもらおうということなのである。
ただし断っておくが、そんな魔法みたいなメガネが実際にあるわけではないし、この本のオマケとして付いてくるわけでもない。あくまでもこの本の中身を読み進んでいくことによって、哲学者の世界を追体験していただきたいのである。  (本書「はじめに」より)

 

A5判並製カバー 224頁
河出書房新社 2016.2.25
定 価:1,500円
在 庫:あり/書店またはネット書店にてご購入・ご注文ください。